僕も、なんとなく実感しています。
国内向けおサイフケータイに対応したiOS 10.1の配布の影で、ひっそりと登場していたApple Watch向けのwatchOS 3.1。このwatchOS 3.1では、「バッテリーの持ちが大幅に向上した」という嬉しい報告が寄せられています。
MacRumorsやソーシャルニュースサイトのRedditに投稿された情報によると、このバッテリー性能の向上はApple Watch Series 1とSeries 2の両方で起きています。
具体的には、「充電から16時間も経っているのに、バッテリーが75%も残っているんだ!」「金曜日の朝に充電器から外し、日曜日の夜までバッテリーがもったぜ!」などの声が。Apple Watchユーザーなら、これがどれだけ大きな改善なのかが実感できると思います。
私もwatchOS 3.1の配布開始と同時にApple Watch Series 2へインストールしたのですが、たしかに「あれ、なんでこんなにバッテリーが持つんだ?」と思うことが増えました。個人的な感想ですが、1日中の使用は余裕、2日間ぐらい使える感じです。これなら週末の旅行にApple Watchを持っていっても、結構実用的に使えそうな予感です。
ただし、昨年発売された初代Apple WatchユーザーはwatchOS 3.1による恩恵を特に感じられなかった、とも報告されています。
ちなみに、今年発売されたApple Watch Series 1とSeries 2は両方ともデュアルコアプロセッサーを搭載しています。詳細は不明ですが、watchOS 3.1がデュアルコアへの最適化を進めたために、その処理能力を活かせるようになったのかもしれませんね。
これまでApple Watchを含めたスマートウォッチはバッテリーが持たないのが当たり前でしたが、今後はそんな風潮もちょっとずつ改善されるかもしれませんよ。
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image by Apple
source: Reddit, MacRumors
(塚本直樹)