毎朝飲まないとすっきり目覚められないくらい、私にとって欠かせないコーヒー。ただ、オーガニックにこだわると、どうもおいしいコーヒーに巡り合えない気が……。

それは、多くの産地が発展途上国のため、十分な肥料を与えることが出来ないためだとか。 裕福なコーヒー農園でも、土地が広大すぎて肥料を与えきれていないことも。でも、コーヒー好きとしては、味にもこだわりたい。そんな人にぴったりのコーヒー専門店を見つけました。

自然や働く人々の環境も考えたコーヒー農園

おいしい豆を継続的に生産するには、まず農園や働く人たちの環境を整えないとできないそう。ということは、おいしいコーヒー豆を生産する農園は、JAS有機の認証を受けていなくても、有機栽培のようなこだわりレベルをクリアしているということになります。

そこで、実際にコーヒー農園を訪れ、ここなら安全でおいしいものを生産していると確信した農園の豆だけを輸入し、販売しているのが堀口珈琲です。

たとえばグァテマラの「サンタカタリーナ農園」では、高品質を維持し、現地の人々の環境と生活向上に配慮しています。また、東ティモールの「カフェ・タ タマイラウ生産者組合」はフェアトレードを行うなど、意識の高い農園の豆だけを取り扱っているのです。コーヒーも乾物ではなく農作物なので、飲みごろのものを厳選していますよ。

こだわりのコーヒーをお好みの焙煎で

堀口珈琲には、豆にこだわるのはもちろん、一目で自分好みの味が選べるチャートも用意されています。たとえば、モーニングは少し軽めに、夕食後はしっかり苦めのものなど、ブレンドや焙煎のチャートを見ながら選べるもの楽しみのひとつ。

都内に3店舗展開しているので、お店でアドバイスしていただきながら選ぶこともできます。今日の1杯は何にしようかなと、コーヒーブレイクが今まで以上に楽しみになりそうです。

（林ゆり）