「Carice MK1」、コペンもいいけどこのEVオープンカーのルックスにはかなわない。

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この写真のクルマはオランダの新興自動車メーカー「カリス・モータース」が製作した電動オープンカー、「Carice MK1」です。新興メーカーと言っても、倉庫で手作りするのだが、その出来栄えはもはや芸術品レベルだ。

なめらかな曲線と愛嬌のある表情を醸し出すヘッドライトで、どこか懐かしいルックスは、40年代のポルシェ356を思いださせるが、けっして古臭く感じないモダンでキュートなデザインになっている。

「Carice MK1」はどんな内容?

プラステック製のボディとアナログゲージで組み上げられたに、リチウム電池を採用したEVシステムを搭載しており、最高速度は100km/hというから意外と俊足だ。モーターは出力の違う2種を用意している。

僅か771ポンド(350kg)の車体は、重量級のバイクより軽いほどで、前後重量比率は50:50になっている本格派オープンスポーツカーと言えるだろう。インテリアもかなり凝っていて、手作りEVカーにありがちなチープさはなさそうだ。

現実的には各国の保安基準に適合しなければならないので、無粋なロールバーやバンパー、そして幌などが必要だろうが、どこかの国のEVの普及には、こんなクルマが必要だと思う。

参照元:Carice MK1

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