大阪桐蔭が打ち勝つ、決勝は三重と 高校野球
第96回全国高校野球選手権大会第13日は24日、甲子園球場で準決勝が行われ、大阪桐蔭が春夏連覇した2012年以来2年ぶり、三重は初の決勝に進出した。三重県勢が決勝に進んだのは、1955年に優勝した四日市以来で59年ぶり。決勝は25日午後1時にプレーボールの予定。
4度目の全国制覇を狙う大阪桐蔭は敦賀気比(福井)に15-9で打ち勝った。5-6の四回、森の2点本塁打など4長短打で5点を奪って逆転し、六回にも3点を加えた。敦賀気比は御簗が一回に満塁、三回にソロの2本塁打を放つなど、大阪桐蔭の福島に15安打を浴びせたが及ばなかった。
69年の選抜大会を制した三重はエース左腕今井が5安打で完封し、日本文理(新潟)に5-0で快勝した。2点リードで迎えた六回、2死満塁で長野が左前に2点適時打を放ち、八回には山井のソロ本塁打で加点した。〔共同〕