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プロレスには無数の技が存在する。小技から大技、必殺技まで数え上げたらキリがない。そんなプロレス技の中でも、ファンに「一番プロレス技らしいのは？」と聞いたら、ジャーマンスープレックスホールドはトップ3にランクインするであろう。

元々は “プロレスの神様” と呼ばれたカール・ゴッチが編み出した技であるが、その使い手は多く、今でも必殺技の一つとして使用され、ファンにも愛され続けている。そこで今回は、衝撃的かつ美しすぎる、「ジャーマンスープレックスホールド」だけを集めた動画をご紹介したい。

・YouTubeユーザー「kijitolaelepom氏」が作成

まず動画の作成者をご紹介しておこう。YouTubeユーザー、kijitolaelepom氏である。彼の動画を見てみると、プロレス関連の動画はこの1本しかなく、それが余計に「ジャーマンスープレックスホールド」への強い愛着心を感じさせる。

・ほぼ全てが「ホールド式」

この動画の凄いところは、ほぼすべてが「ホールド」、要するに固められているところだ。90年代前半に、リック・スタイナーが “投げっ放し式” を披露してからは、そちらが主流になった感もあるし、使い手も多く現れた。だがしかし……！

・“投げっ放し” とは違う美しさ

強靭な背筋力がないと実現できないブリッジ、つまり「ホールド式」は、プロレスラーの強さと華麗さを兼ね備えた技！　動から静への誘い、わびさびすら感じさせる所作！　つまり、美しさが圧倒的に違うのである!!

・貴重な映像もあるぞ

ジャーマンスープレックスホールドの名手と言われた選手はもちろん、滅多に同技を披露しなかった、長州力（ちょうしゅう りき）や天龍源一郎（てんりゅう げんいちろう）のジャーマンは必見だ。kijitolaelepom氏に感謝の意を表しつつ、美しき「ジャーマンスープレックスホールド」をご覧いただきたい。

参考リンク：YouTube
執筆：P.K.サンジュン

▼「ザ・ジャーマンスープレックス・ホールド」だ！