2013年4月5日金曜日

久しぶりに、作品[NS_髑髏伊万里]を展示します。ブログをご覧の方も、ぜひ見に来てください。


久しぶりに、作品を展示します。ブログをご覧の方も、ぜひ見に来てください。
日時 : 5月24日[金]・25日[土]・26日[日] 11:00~20:00
場所 : ルーチェTOYOKITCHEN STYLE 東京都港区南青山3-16-3


ルーチェでは、WATER DESIGN 坂井直樹による お皿・照明などを展示・販売します。会場からすぐのスパイラル1階のスパイラルガーデンでもTOYO KITCHEN STYLE展覧会「妖しのインテリア」を同時開催しています。Fredrerique&MorrelとBokjaの新作を一同に発表されるそうなので、どうぞ併せてご覧下さい。


NS_髑髏伊万里 ドクロイマリ/WATER DESIGN 坂井直樹/制作協力:トミタジュン、有田窯業株式会社















 [NS_髑髏伊万里]僕は19才の京都芸大の学生の時に、入れ墨のTシャツを作成した。つまりエレガントなファッションの世界にアウトローの身体の文様を投げ込んだわけだ。なぜかバウハウス的なデザインに飽き足らずストリート・デザインを混ぜていたずらを仕掛けたくなる。

グッドデザインも良いが、時にはバッドデザインも市場にあっても良いのでは無いか?そんな気持ちを伊万里に投影してみた。

ストーリーは、江戸の入れ墨師が伊万里の里にたどり着き、伊万里の陶工に出会ったと夢想してみた。きっと彼らは意気投合し、陶磁器を作ったはずだ。世界中にスカルが流行しているが、和のスカルはなぜ出てこないのだろう?しかも日本画、あるいは浮世絵のスカル。ともあれ悪戯を楽しんで頂ければ良い。






























*髑髏伊万里は浮世絵師の歌川国芳作の「相馬の古内裏」はヨーロッパの医学書の骨格図に基づいた非常にリアルな骸骨は、それまでの浮世絵にはない迫力があり、国芳の傑作の一つだ。水木しげるが描いた「がしゃどくろ」の姿も、これが基になっている。国芳の絵は荒々しいモノが多い、江戸後期からの入れ墨の原画の大半は国芳の描いた絵にたどり着く。

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