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ニューヨークを拠点に、世界中で活躍する音楽家、美術作家、パフォーマーの恩田晃が5年ぶりに来日。ライブ・パフォーマンスやトークイベントに出演する。

恩田は、音楽、映像、美術にまたがる幅広い分野で、メディアを縦断する活動を精力的に行っているアーティストで、カセット・ウォークマンで日記のように録り溜めたフィールド・レコーディングを用いた「カセット・メモリーズ」でよく知られている。主なプロジェクトとして、前衛映画の巨匠ケン・ジェイコブスとの「ナーバス・マジック・ランタン」、マイケル・スノウ、アラン・リクトとの即興演奏トリオ、サウンドアートの鈴木昭男とのサイトスペシフィック・ハプニング、美術作家ラハ・レイシニャとのコラボレーションなどがある。ニューヨークのキッチン、MoMA PS1、パリのポンピドゥー・センター、カルティエ・ファンデーション、ロンドンのICAなど、世界各地のフェスティバル、芸術センターに頻繁に招待され、パフォーマンス、上映、展示をつづけている。

今回、日本でのライブ・パフォーマンスイベントは3カ所で予定されている。

9月20日「鈴木昭男+恩田晃 デュオ・パフォーマンス」原美術館


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まず、9月20日、原美術館での「鈴木昭男+恩田晃 デュオ・パフォーマンス」。
日本を代表するサウンド・アートの先駆者、鈴木昭男との一夜限りのパフォーマンス。過去数年、ヨーロッパのフェスティバルに頻繁に招待され、その場に特有な響きや環境音に呼応しながら演奏する、サイト・スペシフィックなパフォーマンスを重ねてきた二人のパフォーマンスが日本で聴ける初の機会だ。
カナダのレーベルよりリリースされた、デュオとしてのファースト・アルバム「ma ta ta bi」はこちらで試聴可能。

こちらの公演は、予約枠は完売しており、当日券(立見)を16:30より若干数発売予定とのこと。最新情報は原美術館のtwitterにて。

9月23日「恩田晃、山崎広太 Tokyo Experimental Performance Archive」
スーパー・デラックス


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9月23日には、日本パフォーマンス/アート研究所によるプロジェクト「Tokyo Experimental Performance Archive」にてソロ・パフォーマンスが行われる。同イベントには舞踊家・演出家・振付家の山崎広太も出演する。会場は六本木のスーパー・デラックス。

「コンサートというよりは全体の空間を使って、音も空間としてのあり方を探る、視覚的、パフォーマティブな要素を入れ込んだものになるでしょう。たとえば、参考までに以下のビデオの4:04から観てみてください」(恩田)

Live Arts Week / Gianni Peng III from Live Arts Week on Vimeo.


11月6日、5日「マイケル・スノウ+恩田晃+アラン・リクト Sound Live Tokyo」渋谷WWW


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11月5日、6日は、渋谷WWWにて、Sound Live Tokyoの一環で、実験映画作家マイケル・スノウと、音楽家/ギタリストのアラン・リクトとのコラボレーションが行われる。5日はスノウのピアノソロと3人のトリオ。6日は恩田、リクトのデュオとトリオでの演奏が行なわれる。コンサート的なセッティングで行なわれる二夜となっている。

「マイケルのソロはジャズの、わたしのアランのデュオはミニマル・ミュージックの、トリオはインプロビゼーションの、エッセンスを備えています」(恩田)

音源はこちら↓




他、武蔵野美術大学、京都の精華大学や初台のICCなどでもトークが予定されている。

Information

音楽家、美術作家、パフォーマー・恩田晃、来日公演情報

1.
タイトル:鈴木昭男+恩田晃 デュオ・パフォーマンス
日時:9月20日[土]17:30
場所:原美術館
リリース
*当日券(立見)を16:30より若干数発売します(ご予約枠は締切りました)。

2.
タイトル:恩田晃、山崎広太 Tokyo Experimental Performance Archive
日時:9月23日[火・祝]19:30
場所:スーパー・デラックス
URL:http://t-epa.com/event04.html

3.
タイトル:マイケル・スノウ+恩田晃+アラン・リクト(スノウ ソロ/トリオ)Sound Live Tokyo
日時:11月5日[水]19:30
場所:渋谷WWW
URL:http://www.soundlivetokyo.com/2014/snow_onda_licht.html

4.
タイトル:マイケル・スノウ+恩田晃+アラン・リクト(恩田+リクト デュオ/トリオ)Sound Live Tokyo
日時:11月6日[木]19:30
場所:渋谷WWW
URL:http://www.soundlivetokyo.com/2014/snow_onda_licht.html

Profile

恩田晃
音楽家、美術作家、パフォーマー。日本に生まれ、現在はニューヨークに在住。カセット・ウォークマンで日記のように録り溜めたフィールド・レコーディングを用いた「カセット・メモリーズ」でよく知られている。音楽、映像、美術にまたがる幅広い分野で、メディアを縦断する活動を精力的に行っている。主なプロジェクトとして、前衛映画の巨匠ケン・ジェイコブスとの「ナーバス・マジック・ランタン」、マイケル・スノウ、アラン・リクトとの即興演奏トリオ、サウンドアートの鈴木昭男とのサイトスペシフィック・ハプニング、美術作家ラハ・レイシニャとのコラボレーションなど。ニューヨークのキッチン、MoMA PS1、パリのポンピドゥー・センター、カルティエ・ファンデーション、パレ・ド・トーキョー、ロンドンのICA、マドリッドのラ・カサ・エンセンディーダなど、世界各地のフェスティバル、芸術センターに頻繁に招待され、パフォーマンス、上映、展示をつづけている。

Webサイト
http://www.akionda.net/(英語)
http://www.japanimprov.com/aonda/aondaj/(日本語)
facebook: https://www.facebook.com/pages/Aki-Onda/136291383212046

アルバム「Cassette Memories Volume 3: South Of The Border」
http://www.amazon.co.jp/Cassette-Memories-Volume-South-Border/dp/B009INAJJW